検索結果のタイトルから、アイキャッチ(目を惹くための)記号や文字列が消え去った日
2021年の8月末のこと。
いつものように、僕が書いた記事の検索結果(順位)を調べようと、Googleの検索窓に検索ワードを打ち込みました。
すると、
いつもは検索結果1ページ目に掲載されている(いくつかの)記事。それが、1ページ目のどこにも見当たりません。
2ページ目を見ても、3ページ目を見てもありません。
「もしかしてインデックス外された?」
と、もう一度1ページ目に戻って確認しなおしてみると・・・
ありました!
あるにはあったのですが、何かいつもと様子が違う。
そう、なんとなく地味(じみ)なのです。
僕はタイトルを付けるときいつも、出来るだけ目立つよう『隅かっこ【】』や『ビックリマーク!』を多用しています。
それが、いつもいい具合に検索結果に表示され、いいかんじに目を引いているのです。
その僕のタイトル達が、注意して探さないと見逃してしまうほど地味になっていたのです!
具体的にどう変わったのか
どこが地味になったのかというと、
まず【 】(隅カッコ)で囲っていた部分は、ほとんどが消えてしまっています。
隅カッコだけでなく、その中身(カッコで囲われた文字)まで消失しています。
また半角記号(!, ~, -)で閉められている文字も、消えているものがありました。
※下記はその事例です。
【事例】
■検索結果表示

※表示結果のタイトルは↑こんな感じです。
■実際のタイトル

※『コーチングで食べていこう!』の部分が完全に消失しています。
地味になるはずです。
僕の記事だけ?
よく見ると僕の書いた記事のタイトルだけでなく、他の人のタイトルも含め、ページ全体が地味で質素になっていました。
他の人の記事についてもリンクを開いてみると、明らかに元タイトルと違うものが多数あり…。
中には、
が大切な理由は…
や
を試してみた。
など、完全に主語が消失しているものまでありました。
僕のブログだけでなく、全体にアイキャッチ(目を引く為の)記号類がGoogle検索結果から消えているため、ページ全体が質素になってると感じたのですね。※一部【】や!マークが残っているものもあります。
これは最近プロになった僕にとって初めての経験です。(調べてみると過去にも時々同様のことがあったようですが、今回はその中でも割と大きな変動だったようです。)
また、他の検索エンジン(Yahoo等)もGoogleに準拠しているのか、同様の見え方に変わっていました。
原因は!?
原因を調べたところ、以下のことがわかりました。
2021年6~8月に、比較的大がかりな、Googleのアップデート『コア・アップデート』が実施されている、と。(当ブログ執筆時は2021年8月末日。)
8月末の終了時までは色々な調整が加わるようなので、もうしばらく待ってみようと思います。
ただし、どうやら現在(8月末時点)の表示のされ方がしばらく続きそう(だという情報も入手しました)。※信憑性の程は不明
これまで(CMSの任意の箇所やプラグインに書き込みさえすれば)、ほぼ思い通り表示されていたタイトルやディスクリプション。
今後は、そう簡単では無くなった、ということですね。
タイトルの一部が消えてしまった場合の対処方法
ではどうすればよいか!
僕は取り急ぎ、【】で括っていた箇所の文字列を、カッコ無しで記載し直したり、びっくりマークを丸(。)に変えてみたりしました。
また、【2021年版!】や、【〇〇必見!】など、内容を表すというよりも、目を惹くためだけに付けた文字列は、【】や!を外したところで、記載されなくなりました。
GoogleのAI、ついにタイトルの内容まで精査するようになったのですね・・・。
構造化データ
このとき思い出したのが、以前から気になっていた『構造化データ』のこと。
WEBサイト作成のメインCMSがワードプレスである僕にとって、構造化データのことは知っていたものの、これまでは特に気にする必要がないものでした。※ワードプレスのSEO系プラグインには構造化データを自動で生成する機能がある(ものが多かったため)。
それでも今回のGoogleコアアップデートのように、タイトルの一部が消えたり、ディスクリプションが指定した部分と違う箇所が表示されたりするとなると・・・。無視できなくなったと言っていいでしょう。
いよいよ本気で取り組まないといけない時が来たようです!
現在、契約先一社の許可を得て、ワードプレスではないサイトで構造化データを試しています。
経過と結果は随時公開していきますので、続報をお待ちください。
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