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SEO対策はもう古い!? 効果無い!?~不要論を完全否定する!~
『GoogleがSEOを重視無くなった』のウソ
「SEO? ああ、あれね。」「SEOとかもう古いのでは?」
勤めていた企業で上司に提案したとき、営業先で相手企業の担当者に話したとき、何度となくこのような言葉を返されました。
「分析なんかしても、商品が売れるようになるわけではないでしょ?」
「SEO対策ってもう効果が無いって聞いたよ」
と言われたこともあります。
お気持ちはよくわかります。
SEO対策という言葉は使い古されていて印象もよくありません。
しかしそれはあくまで、小手先だけの技術的なSEOの話。
「キーワードはいくつが最適?」「内部リンクは多い方がいいの?」「外部リンクは?」
・・・
確かに、このような議論は無意味です。
なぜなら。
1.Googleのアルゴリズムは常に流動的であるから
2.今も昔も検索上位に上がるために必要なのは『内容次第』
だからです。
にもかかわらず、小耳に挟んだ噂でSEOを評価するため
『GoogleがSEOを重視しなくなった(もうSEOは効果が無い)』
などというデマ(?)が流れるのです。
正確に言うと「SEOはもう古い」と語っている人の
『情報が古くなった』
だけなのです。
検索順位を上げるため。甘い考えは捨てよう!
そもそも
SEO知識だけで何とかしよう
というのが甘すぎるのです。
![](https://hisshi.website/wp-content/uploads/2021/09/dylan-carr-YFgRGXYmFTI-unsplash.jpg)
神様(google神)は、今も昔もブレません。
ユーザー(検索者)が求めているものは何か、それに対し、有用な情報を含んでいるページはどれか。
AIクローラーが、タイトル、中身、アクセス数からコード、と細部に至るまで見ているのです。
そして、
『ユーザーにとって有用な、中身の濃いコンテンツ』
を、検索結果の上位に上げるのです。
至って公平なのです。
「結局、広告費を払った企業のページが上位にされるんだよね?」
とおっしゃるかもしれません。
もちろんそうです。
ですが、そこにはハッキリと『広告』という文字が表示されます。
『お金を払って上位に表示されている”広告”だ』という事が一目瞭然。
あくまでフェアなのです。
発信する我々がすべきこと
ここまでのお話通り、
どんなにGoogleが推奨する通りにページを作っても、
どんなに技術的に優れたコードを書いても、
ユーザーが求める
・タイトル
・ディスクリプション(説明文)
・コンテンツ(内容)
が提供できていなければ、
ページを開いてもらえない、
開いてもらえたとしても、ろくに読まれもせず離脱
されてしまいます。
闇雲に情報や広告を発信しても、求める対象者には刺さらないのです。
ページ作成段階の最低限必要なもの
発信する我々は、コンテンツ作成の段階で
- ユーザーに最も見てもらいたい内容(コンテンツ)は何か
- ユーザーに分かりやすいタイトル、デイスクリプションになっているか
- コンテンツにはユーザーが知りたい情報が充分に含まれているか
を熟考しなくてはなりません。
公開後も同様。
「投稿して終わり」ではなく、何度も見直し、必要に応じ修正を繰り返します。
Search Console、Analytics、ヒートマップ、キーワードプランナー。
あらゆるツールを使い調査、検証、評価を行い、修正、差し替え、追記、削除。
![](https://hisshi.website/wp-content/uploads/2021/09/diggity-marketing-s8HyIEe7lF0-unsplash-1.jpg)
考え得ることは全て行い、記事に魂を注ぎ込むのです。
これこそが真のSEOといえるのではないでしょうか。
新SEO(ISEO)とは?
ちなみに、私の職場では、必ず2つのモニターが設置されており、その1台は常にGoogleアナリティクスのリアルタイム表示が映し出されています。
リアルタイムでユーザーの動きを見ることが、最もユーザーの心理をつかむことができると考えるからです。
そのようにしてユーザーの心を知ることを、私は
新SEO(ISEO)と私は呼んでいます。
ISEOとは
I(Insite/こころを知る)S(Search)E(Engine)O(Optimization)
こころを知るSEO
という、私が考え出した造語です。
技術的SEOは、あくまで目的達成のための1つの側面にすぎません。
しかし、本当の意味での分析・解析を行えば、同じ商品、情報、広告であっても、拡散度、認知度、影響力、販売力は全く違ったものとなります。
AIのこころを読み、ユーザーの心を知る。
- ユーザー(ページ訪問者)が求めているものは何か
- ユーザーにとって使いやすいサイトか
- 自社が売りたいもの、こだわったことへの押しつけになっていないか
- タイトルやコンテンツにユーザーの興味を惹く文言が挿入されているか
そして何より
『ユーザーにとって価値のあるページ作りが出来ているか?』
ということを徹底的に解析することを言います。
これからのSEO対策は?
2021年夏(6月~8月頃)に行われたGoogleのコアアップデート。
これにより、またずいぶん検索結果表示に変動がありました。
詳細については別記事でお話ししますが、今回感じたことは
- head内に記載されたタイトルやディスクリプションが、そのまま反映されるわけでは無くなった(ワードプレスのSEOプラグインを使っても同様)。
- 動画(および動画を含む記事)が上位に上がりやすくなった。
という点でしょうか。
以前から注目され始めていた
構造化データ
の重要性が一層増すことになるのかもしれません。
こちらについては、また別記事でお話いたします。